ギター演奏を他の人に聴いてもらう、少しくらい間違ったっていい、自分の思い入れを少しでも人の心に伝えれば・・・。
そういう想いはギターだけではなく、すべての音楽活動をされている方々の夢、あるいは目標であるかもしれません。
ここでは、私なりの演奏表現方法を「パフォーマンス」と題して小規模なライブ環境の設置方法とレコーディングからリリースまでの方法をご紹介したいと思います。あくまでも、私独自の方法ですので、皆さんのご参考になれば幸いです。
ライブ
自分の演奏を大きな音量で聴いてみたい。でも家族やご近所に迷惑はかけられないし、と悩んでおられる方もいらっしゃるかもしれません。スタジオを借りるのも一つの手ですが、近くの公園や広場で手軽に練習することができます。
ここでご紹介するのは私のライブセッティング環境ですので、一例としてご参考にしてください。アコースティックアンプと自動車用のバッテリー、交流100V用のインバーターを持ち歩くと、どこでもライブができます。
アコースティック・アンプ
  10〜20人ぐらいの人にギター演奏を聴いてもらうとき、案外ギターの音は遠くまで通らないことがあります。プレーヤーは少しでも音を大きくして聞こえるようにしようとするのですが、その「りきみ」が逆効果となり「魅せる演奏」ではなくなる、そんな経験をお持ちの方は多いと思います。そこで役立つのがアコースティックアンプです。いろいろなメーカから発売されていますが、私はドイツAER社製のBINGO IIというアンプを購入しました。学校の普通の教室程度の広さに音を通すには十分なアンプです。音質的にも非常にクリアでギターの音色を忠実に再現してくれます。  

AER BINGO II 前面

AER BINGO II 背面
電源
  100V電源がない場所での演奏のために、自動車用のバッテリーと100V用インバーター電源を使って野外ライブもできるようにしました。近くの公園で心おきなく思う存分、大きな音で練習すると確実にテクニックもアップしますし、本番ステージでの大音量プレイへの慣れもできます。 野外ライブ用電源セットでバッテリー・フル充電状態で連続5〜6時間使用することができます。  

右がインバータ、左がバッテリーです。

電源用のラックも作りました。
(1x4材で組み立て、塗装をしました)


ラックにインバータとバッテリーを
セットしたらこんな風になります。


キャリーカートに乗せると移動も楽ちん!
レコーディング
自分の演奏は客観的に聴いてみることが上達の近道です。「ここはもう少し盛り上げた方がいいな」とか、「ここはよく間違えるから演奏が堅くなってる、もっと柔らかく弾いてみよう」とか。
また、イフェクトを適度にかけることによって「魅せる音」に変身させることもできます。ある程度満足のできるレコーディングができたら、CDに焼いて家族や友達に聴いてもらいましょう。また、ネットにアップして色々な人の感想や意見を聞くこともできます。
ここにご紹介するのはパソコンを使用した私のレコーディング環境ですので、あくまでも一例として参考にしてください。
オーディオ・インターフェース
最近のパソコンはほとんどマルチメディア対応となっており、マイク入力が可能となっていますが、私の場合、Roland(現Edirol)のUA-100を使用しています。
ギターの信号入力はアナログ信号ですので、ノイズが乗らない段階でデジタルに変換する方が有利となります。UA-100はパソコン外部でその変換を行い、ギター信号をデジタル信号に変換した後USB経由でパソコンに伝えます。
UA-100は2系統の入力が可能ですので、ギターピックアップのコンデンサマイクとマグネチックピックアップ入力を別チャンネルで録音し、あとでミキシングすることができます。また、ラインアウト出力もついていますので、簡易ミキサーとしてライブで使うこともできます。
レコーディング・ソフトウェア
パソコン用レコーディングソフトウェアはフリーソフトからシェアウェア、商品版までいろいろなものが入手できます。最低限録音さえできれば、CDに焼いたり、MP3に変換してネットにアップしたりすることが可能になります。
私の場合、Adobe社製のAuditionというソフトウェアを使用しています。マルチトラック+ミキシング+イフェクト+CDファイルへのトラックダウンが可能で、大変重宝しています。特にイフェクトは定番のリバーブ、グラフィックイコライザに加えて、コンプレッサ機能もついているので、プロライクな音作りが楽しめます。