蒸気を使った打痕跡リペア


通常、打痕傷はギターの繊維や塗料類をそのまま保持したままの状態を維持しています。
一方、木の繊維は高温多湿に置かれると圧力を加えられた元の状態へ戻ろうとする性質を持っています。
この性質を利用して上記を使って打痕跡をリペアすることができます。


少し深い打痕跡です。


左の拡大写真です。


別角度から見るとかなり深そうに見えます。


水で浸した布を打痕跡に乗せて、その上からハンダゴテで暖めます。


蒸気を当てた後の打痕です。


左の拡大写真です。傷が浅くなりました。


蒸気を打痕跡に当てている様子です

この後はラッカーで補修します。

ラッカーが乾燥しました。

水研磨を行いました。

左の拡大写真です。凹みはほぼ解消しました。

少し跡は残りましたが、ほとんど目立たなくなりました。

別角度からです。